みゅひゃぁ

古田織部正重然に魅了され、『へうげもの』を目指す流浪者によるうぇぶろぐ。日々の雑記やプロ野球についてを、時折22時30分更新するで候。

星野源の『働く男』文庫版を読んでみました。星野源という男、今はとても好きです。

今は死にたくない。

(津崎平匡 『逃げるは恥だが役に立つ』より)

 

こんばんは、ひかしゃです。

 

先日、東京遠征の際に、新幹線や電車の移動時間を使って、本を読もうと決意し、本屋で文庫本を物色。

そんな時に、最近『逃げ恥』でとても人気になっている、星野源の「働く男」という本が目につき、その本を読む事に。

 

働く男 (文春文庫)

 

 

僕は星野源という男が嫌いだった

ミーハーに思われるかもしれないし、そう思われてもしょうがないんだけど、星野源という人間を僕は最近好きになった。

初めてこの男を見たときは、インスピレーション(?)で、

 

「あ、俺こいつ無理だ。」

 

って思った。

 

なぜ無理だったのかを冷静に考えてみる

いわゆる"同じ匂い"がする

同族嫌悪(星野さんごめんなさい)ってやつ。

ルックスもそんなに良くないし、何か秀でたものがあるのか言うとそうでもない。

少し話を聞いてみたら、アニメや漫画が好きで、歌を歌う事が好き。

まるで俺みたいな人間じゃないか!(星野さん本当にごめんなさい)

 

そんな奴が、テレビに出て一丁前に歌を歌ってやがる!

自分と同族の人間が、テレビであんなに歌を歌って、ヘラヘラしてるだなんて!

そう思うと嫉妬に近い感情が出てきて、とにかく彼にむき出しにしてた。

しかも時に俳優業、時に音楽業としてだなんて。

なんだ?神様はルックスをイケメンからフツメンに下げた代わりに、俳優と歌手をやらせるっていう算段か?

しかもお笑い番組までやるって?(NHKのLIFEのことです)

 

一生懸命な彼の姿が「何気取ってんだよ」って思っちゃった

そんな彼が、俳優業に、そして音楽業に対して、一生懸命に取り組んでいる姿がまた鼻についた。

もうここまで来ると後付けみたいなもんなんだけどね。

いわゆる「真面目にやってる奴を嘲笑する」ってやつ。

完全に劣等感丸出しだよね…笑

 

そんな星野源の見方が変わったのが「逃げ恥」だった

ホントにミーハーな話で、こんな気持ちが大きく変わったのが、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、いわゆる逃げ恥だった。

 

#11

 

逃げるは恥だが役に立つも、最初はガッキーこと新垣結衣目当てに見始めたドラマなんだけど、そんな中で目立つ津崎平匡さん。

もうね、前季ナンバーワンドラマだったよね、絶対に。

 

津崎平匡の生き方

ヒラマサさんの生き方は、とにかくシンプルだった。

プロ独身として、独身の覚悟をもって生活していた。

色んな意味で本当に"プロフェッショナル"な人だった。

無理なものには無理だと察して、白か黒か、黒ならいかに避けるかを考える人間。

そんな彼が徐々に心動かされていく姿を見て、「あぁ、恋愛したい」ってなった。

ヒラマサさんの中学生みたいな恋愛は、どっか共通点を見出してしまう。

…そうだよね、5日間でフラれた僕ですもの(´・ω・`)笑

 

星野源の生き方を知りたくなった

そんなヒラマサさんを見ているうちに、星野源の生き方を知りたくなった。

そんなわけで調べてみると、なんとなんと彼は2011年に入院して活動休止をしているという、なんとも驚くべき経歴の持ち主ではないか。(今はWikipediaってのはとても優秀ね。)

そんな病気を乗り越えて、今となっては社会現象ドラマの俳優まで上り詰めているのではないか。すごい。

 

そんな経歴を知った上で、彼の本を読んでみる

音楽家、俳優、文筆家とさまざまな顔を持つ星野源が、過剰に働いていた時期の自らの仕事を解説した一冊。映画連載エッセイ、自作曲開設、手書きコード付き歌詞、出演作の裏側ほか、「ものづくり=仕事」への想いをぶちまける。文庫化にあたり、書き下ろしのまえがき、ピース又吉直樹との「働く男」同士対談を特別収録。

 

この本をくも膜下出血は先天性なものが強いといわれたけど、入稿後に倒れたそう。

とにかく仕事に対し、そして、プライベート(今回の場合は映画レビューとか)に対して、何事にも全力を出して立ち向っている彼の姿が見える。

 

いわゆる前述の「何事にも一生懸命に取り組んでいる真面目君」な彼だ。

しかしながら、そんな彼だからこそ、すべてに全力を取り組んでいる彼だからこそ書ける映画の評論だろうし、自分の過去の作品の振り返りなんだろうな、と思うところが強い。

 

特に映画評論については、自分の知ってる作品のほうが少ないけど、「あ、この作品面白そうかも…」と思わせてくれる文才を端々に見せてくる。

作中では「僕にはセンスがない」なんてことを時折書いているのだが、ご存じのとおり、これだけのポテンシャルを見せつけているのだから謙虚な書き方をしている。

 

体には気を付けて、これからも俳優に、歌手に頑張れ!

そんなわけでこの秋~冬にかけて一人の男の僕の評価が大きく変わった。

 

星野源という男、ポテンシャルの高さを全力で見せつけてくる男である。

 

年末には体調を崩して、音楽番組の出演を取りやめるなんてこともあった。

自分の体は最後は自分でしかわからないのだから、上手に自分の体と向き合って、今後も色んなジャンルでそのポテンシャルの高さを見せつけてほしい。

 

星野源という男、あなどれん! 

 

『蘇る変態』も読みました(2017年2月12日追記)

勢いで、蘇る変態も読んでみました。

彼の手術に際する過去の話など、自分の過去を面白く、そして引き込まれるように書かれている。

星野源、やはりあなどれん…。

 

蘇える変態

蘇える変態

 

 

 

 

おまけ 僕の好きな星野源の曲


星野 源 - Week End 【Live from “YELLOW VOYAGE”】

 

Week End

Week End

 

 

 

恐惶謹言