読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みゅひゃぁ

古田織部正重然に魅了され、『へうげもの』を目指す流浪者によるうぇぶろぐ。日々の雑記やプロ野球についてを、時折22時30分更新するで候。

まるで『イケボ』と『豪華声優陣』のバーゲンセールだな。

声優

べジータの言葉の如く、今の俺は思うよ。


【名シーン】ドラゴンボール 「まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだな」 - YouTube

 

最近、テレビでアニメやゲームの宣伝をする時に『豪華声優陣』を耳にする。

それを聞く度に、豪華声優陣について考える。

今日はその『豪華声優陣』と言う言葉の答えを自分なりに書きながら探ってみる。

 

例えば、『豪華声優』でGoogle検索をしてみると『豪華声優陣で学校を作ってみたー』と言うサイトに当たった。

結果は以下の通りである。

ひかしゃのクラス→担任:谷山紀章 副担:遊佐浩二 国語:三木眞一郎 数学:諏訪部順一 英語:福山潤 保健体育:下野紘 音楽:鈴木達央 となりの席:森久保祥太郎 http://shindanmaker.com/420819  

 確かにコレが豪華声優陣だと言いたいのも分かる。

 

ただ豪華声優と言うと二つのパターンがある。

1.声優という職業では無い人が、映画吹替などで声優をしたときに言われる時

 「今回この映画にはこの俳優さんが吹替をする豪華声優陣です!」

と言うジ○リやデ○ズニーなどに当てはまる事。

特に俳優を声優として起用するのではなく、人気のお笑い芸人や映画監督にやらせると言った事案がある。

 

俺はこの吹替方式に心底腹が立っている。

この事は、とある本から引用させていただく。

 我々の仕事は「声づくり」ではありません。「役づくり」です。

 この部分を取り違えている限り、いい芝居に近づけることはないと思います。(中略)

 普通じゃない声で喋る、ということだけなら素人さんだってできるのです。そんなものは役づくりではありません。

 そもそも、声の良し悪しなんてものは作品を見る人が判断することではないでしょうか。自分から聞かせにかかっても台詞が嘘くさくなるだけです。嘘くさい台詞は人の胸を打ちません。そして、人が本当に「いい声だ!」と感動するのは、芝居自体がその人の胸にささったときのはずなのです。

この引用文は声優大塚明夫が書いた著書『声優魂』から引用してきた。

声優魂 (星海社新書)

声優魂 (星海社新書)

 

現在も読んでいる途中なので、読み終わったら感想を述べたいと思う。 

 

先日、時間が空いたので風立ちぬを見た。

内容が非常に面白いのに、主人公堀越二郎をズタボロに引き裂いた庵野秀明の声。

先ほどの引用文を用いるなら全く「役づくり」している感じではないのだ。

内容が面白いのに、胸を打たれる感じがしなかった。

監督庵野秀明としては高い評価をしていたのに非常に残念である。

 

ただ大衆としては、庵野を起用したことはまさに『豪華』であると言っていた。

どこが豪華なのか。何をもって豪華と言うのだろうか。

『豪華』と言う言葉をバーゲンセールのように安売りしているのではないだろうか。

 

2.声優という職業の人で、人気声優が出ている時

www.animate.tv

例えばこのニュースで、『豪華声優陣』と書かれている。 

神谷浩史が出れば豪華声優

小野大輔が出れば豪華声優

花澤香菜が出れば豪華声優

と言う考えを持つ人もいるだろう。

※別に浩Cや小野Dやはなざーさんをdisっているわけじゃないよ、俺も好きだし。

 

豪華声優なんてのはそれこそ人それぞれの感性の違いなんだと思う。

確かにメディアで豪華声優と思うんなら、その起用をした人が「これね!豪華声優を押して欲しいんですよ!」とか言ってたりする可能性もあるけどさ。

それを判断するのは受け手のこちら側であることを考えていただきたい。

 

例えば俺としては、エンドクレジットに『○○○:関俊彦なんて書いてただけで、豪華声優のアニメ(映画)だなぁ!とか思っちゃうわけよ。

だから人によってバラバラなんだって、豪華声優の受け止め方は。

 

ではここで、先ほど引用させいただいた大塚明夫著『声優魂』から再び引用しよう。

 声優は、自分で仕事を作れません。(中略)

 私たちの仕事は「声をあてる」こと。その仕事をこなすためには当てる対象となる映像なり画が、そして読み上げる文章の書かれた台本が必要です。そして、それらを用意するのは私たちではありません。制作会社、脚本家、アニメーターなどのクリエーターたちです。

声優魂 (星海社新書)

声優魂 (星海社新書)

 

 

つまり、声優の方々は良い意味でも悪い意味でも「何もしていない」のに持ち上げられているのである。

あくまで仕事として行っているのであって、仕事を頑張った結果として人気声優になった、と言う結果である。

彼らは『豪華声優』と言う肩書きによって、食いつなぐ事が出来ている、と言っても過言ではないのだ。ちやほやされてなんぼの職業なのだ。

 

冒頭で記述したとおり、今回は書きながら自分なりの『豪華声優』の答えを捜し求めてみた。

その答えとして、

彼らの結果としての今の自分の生活状況

なのだと思う。

だから前述の『神谷浩史が出れば人気声優』は神谷浩史の職業は人気声優という事を表しているのではないだろうか。

 

だから、決して1と2を履き違えないで欲しい。

豪華声優(声優をやっているわけではない)豪華声優は別物である。

たまにネタみたいに「お笑い芸人が吹替してるやつ見ようぜ!」とかあるけど、ネタじゃないなら是非とも本職の声優が吹替していただきたい。

俳優と声優は近い存在かもしれないが、全く別物だとそろそろ今の芸能界は気づいてはどうだろうか。

 

おわりっ。