読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みゅひゃぁ

古田織部正重然に魅了され、『へうげもの』を目指す流浪者によるうぇぶろぐ。日々の雑記やプロ野球についてを、時折22時30分更新するで候。

「絶対に成功する」そう考えた時、第一歩を踏み出したのだ

サブタイトル:ちょっと待って!その本、貴方にフィットしますか?
著者:◯◯ ◯◯(××コンサルタント常務)
出版社:P×P新書
価格:860円+税
本の帯1:「今手に取ったその本、本当に貴方を成功に導いてくれますか?この本はそんなモヤモヤを、一気に吹き飛ばします!」 ◯×大学大学院△□専攻 特別客員教授絶賛‼︎
本の帯2:「この本を読んだら世界の物の見方が変わった!『成功する』気持ちは成功を本当に呼び込んでくれます!」□△商事会長

f:id:hikashamk5:20150310132225j:plain

 
※実際にはこんな本ありません。
さて、こんな本があったとしよう。
多分、本屋の「自己啓発」のカテゴリには似たような本がズラリと並んでいるはずだろう。
でもね、俺正直こんな本があったらそれなりの売り上げを取れる自信がある。
それぐらい自己啓発本って簡単。
 
自己啓発本なんて結局表紙を奇抜にして、それなりのタイトルつければ似たようなものになるんだよね。
ラノベのタイトルを馬鹿にしてる大人いるけど、自己啓発本も正直ドン引きするぐらいのタイトルの本もあるから五十歩百歩。
まだ自己啓発と言う聞こえがいいだけ、ラノベより手に取りやすい位置にあるだけです。
 
自己啓発本ってのは簡単に言えば2種類あると俺は思う。
 

1.「大成功者が成功者に送る本」

大成功者が成功者に「もっと成功するよ!そのちょっとしたステップはこの本を読めば分かるよ!俺の経歴見ればわかるやろ?」という趣旨のもはや自己啓発と言うより大成功者の自慢本。
その中に「俺さ、これからこんなデカいこともする予定だから!その時はよろしくね!」って中身に入れてみれば、はい、自己啓発カテゴリに入る著者の自己満足自慢本が完成。
その成功者に伝える過程で「まー中流社会に生きる君達にもワンチャンスあるからさ、手に取ったなら読んでごらんよ。」的な内容を書けば、成功者のみならず一般大衆向けにもなっちゃう。けど自慢本。
経営コンサルタントの社長とか大学教授が書く自己啓発本に多い。
冷静に読むと腹が立つ内容が多いのに、意識高い系や意識高い人()に陥ると「この人は日本、いや、世界を代表できるすごい経歴の持ち主だ!」となる。
もはや宗教のそれに近い。洗脳怖い。
 

2.「大人になっても意識高い系の成功したそれなりの人が意識高い系や意識高い()人に送る本」

前述の大成功者自慢本も十分に問題があるのだが、それとは比べ物にならない問題アリなのがこっち。
書いてある内容は「人間として当たり前のこと」「有名自己啓発本に書いてあることと同じこと」で構成されるだけなんだから。
それをあたかも「私はこうして成り上がったんです!」と豪語してくる。
たまに「いや、お前完全に棚から牡丹餅で出世コース歩けてるよな。」って人が天狗になって書いてる本もある。冷静に読むと鼻で笑える。
そんな本だけど、書いてあることはだいたいどの本もホンッッットに同じこと。
Aの本とBの本を見比べながら読むと「あれ?これ同じ人が書いたんか?ゴーストライターが書いたんか?」とか疑うレベルの時はちょくちょくある。
それについては「自己啓発本に書かれる同じ内容」について別記事で書くからね!(現在執筆中)
それを意識高い系や意識高い()人はさっきと同じで宗教の教祖のように崇める。
どちらかと言うとこっちの方がたちが悪い。
もはや頭おかしい。
 
なぜ後者の方が問題があるのかと言うと、
後者の方が本気でターゲットを意識高い系と意識高い()人に絞ってる
から。
 
前者は自己満足が含まれてるし、「大成功者」が書いてるわけだからそれなりにお金を持ってる人なわけ。
別にその本が売れなくても「売れなかったねー。」で済まして、それでも自分のことを自慢したいから次の本を書く。完全に「数打ちゃ当たる」作戦を展開している。
ちなみに数を打っても書いてあることは同じ自慢をしてくるので、内容はどれも似たり寄ったりでお笑いやってる。
しかしながら言ってることは大成功者なので後者よりも当てになることが多い。
 
後者は「お前ら買うよな?」と、簡単に言えば本を使って商売をしている。
本を出版してるんだから商売するのは当たり前なんだけども、問題は『需要があるんだから、そこに乗っかるのは当たり前』ぐらいな勢いで出してくる。
もっと問題なのは出版後のアフターフォローなどもなく、「俺の全部を出してやった」とあたかも大成功者の如く鼻を高くしている奴が多いこと。
「本の出版=人生のゴール」みたいな考え。もはや天狗もびっくり。
こっちもこっちで頭おかしい。
 
つまり、後者の方に陥ると、両方とも頭おかしいと言うことなのだ。
 でもね、逆にコレはコレでいわゆる「win-winの関係」が成り立つんだよね。

f:id:hikashamk5:20150310131756j:plain

出版した方は売れるし自分のやりたかったことが達成できる。
購入した方は自分が更に高めれると思えるし、更に尊敬する人が増える。
もうね、悪いこと一個も無いね(マジキチスマイル)
 
でもね、こういう風に書いたけど、意識高い系は特に気にも留めずに1と2の両方の本を買い漁る傾向がある。
今だから言えるけど、2なんてほとんど意味が無い。
だって『有名自己啓発本のパクリ』と言っても過言じゃないから。と言うかパクリ。
ちなみにさっきから有名自己啓発本とか言ってるけど、コレが何のことかって言えば大半はスティーブン・R・コヴィーの『七つの習慣』だと思ってる。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

  • 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2013/08/30
  • メディア: ハードカバー
  • この商品を含むブログ (7件) を見る
 

正直なところ1もそんなに意味無いけどね。

つまり最終的な結論を言えば自己啓発本()」と言うことなんです。
何冊も何十冊も自己啓発本()を買うくらいなら、上記の『七つの習慣』を数十回読んだほうが何倍か自分の身のためになると思ってくれればいいです。
 
ここまで書いてアレだけど、意識高い系の皆さん。
「じゃあ『七つの習慣』を読めばいいんだな!」とか思わないでください。
アレはアレで様々な問題があるという人もいるので、全てを鵜呑みにしてはいけません。
と言うかどの本も大体共通して言えることなんだけどね。
 
おわりっ。
 
P.S.
俺が「意識高い」と「意識高い系」と「意識高い()」をわざと書き分けているのはまた別記事にて記述します。