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みゅひゃぁ

古田織部正重然に魅了され、『へうげもの』を目指す流浪者によるうぇぶろぐ。日々の雑記やプロ野球についてを、時折22時30分更新するで候。

渡部昇一先生が亡くなられました。英語学の権威です。

こんばんは、ひかしゃです。

 

本日朝、TwitterのTLを見ていたら、石平さん(石平太郎)のTwitterが回ってきた。

 

 

…え、御霊前?え?

イヤーな予感というか、なんとなーく察したんだけど、ニュースサイトを見る。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

やっぱり、そうだったか。

渡部昇一先生が亡くなってしまった。

 

名著で読む日本史 (扶桑社文庫)

 

一度だけ会ったことがある渡部先生

実は生前、といっても4年程前に一度お会いしたことがある。

なぜ会えることになったのかは後述するが、その時はとてもお元気だった。

当時82歳だったが、とにかく理路整然と話をしていた印象がある。

物腰柔らかい感じの中に、どこか緊張感をもたらすような張りつめた一言を出してくる印象があった。

(英語)文学者らしい、語彙力の豊富さには目を見張るものがあった。

 

大学時代の恩師(ゼミの教授)の恩師(教授を教えた教授)

なぜ会える機会があったかというと、大学時代のゼミの教授が学生時代に渡部先生に薫陶を受けていたらしく、そこから紹介してもらったのだ。

大学生の時は、自分のゼミの教授ぐらいな感じだったけど、この前偶然会った時に名刺を交換したら大学の副学長に就任してた。すごい人に薫陶を受けてたんだ、俺…。

そのゼミの教授が、英語学の学会があるというので、秘書感覚で付随して行った際に、紹介してもらった。

もちろん英語学の学会で、自分はペーペーの大学生。

周囲には見た事、聞いた事ある英語学の教授達。緊張しっぱなしだった記憶がある。

 

渡部先生の本は何冊も読んだ

意識高い系だった頃は、とにかく自己啓発本を読んだ。

その中の数冊には、渡部先生の本も。(過去記事で紹介した本も)

 

hikashamk5.hatenablog.com

 

特に、神田昌典さんとの対談本(共著)は自分の中ではバイブルに近い存在で、1年に1回は読み直している。

 

日本人の成功法則

日本人の成功法則

 

 

実はこの本に、渡部先生のサインをもらった。

ゼミの教授に無理言ってもらい、わざわざ渡部先生に時間を割いてもらって書いてもらった。その時の興奮は今でも覚えている。

 

渡部先生といえば『保守論客』

渡部先生といえば、英語学の権威者以外にも、保守派の論客として知られる。

最近では、天皇陛下の退位に関して国会での有識者会議に呼ばれるほどの人物である。

前述の学会で、サインを書いてもらいながら、渡部先生が自分に言った。

「君は、日本が好きか?」

この一言の重みは今も忘れない。緊張してなんて答えたか忘れた自分。

 

なんと言われようと英語学の権威者が亡くなられてしまった

保守派の論客という事で、新聞によっては非常に多種多様な書かれ方がしている。

周囲からも、保守論客で右派の人だと思われているが、元はといえば英語学の権威者なのである。

そんな人が亡くなられたことは非常に惜しいことである。

今一度、英語学、そして英語文学というものを考える時期が来たのかもしれない。

 

渡部昇一先生の御冥福をお祈りします。